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いっちこねっと

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鍋論

これまでは、アルミの雪平鍋とフッ素加工のフライパンを中心に使っていましたが、
ドイツ・フィスラーのプロコレクションの鍋にシフトしています。
これを選ぶまでに考えていたことをまとめました。


■素材の検討
 □アルミ
  軽くて安くて熱の伝わりがよいというのが一般的特徴。
  若い頃はこの材質しか手が届かなかったので自動的にこれになっていました。
  炊き出しに使われるような金鍋のような薄いアルミのモノは、
  使っていくうちに底が丸くなってきてガス台の上でぐらつくようになってきます。

  ○アルミはアルツハイマーになるという噂のような話がある。
    本当だったら、日本中アルツハイマーだらけになりますが(笑)

  ○エコロジストが好きな重曹でこの鍋を洗うのはダメ。

 □ステンレス
  保温性、耐久性に優れているが、熱の伝わりがよくないし、重い。

  ○ドイツ人が推奨
  健康とエコを考えるドイツ人が選ぶ素材はこれになるという。

 □鉄
  鉄分もとれるし、フライパンくらいは鉄で~と思ってはいるのですが、
  どたばたしている日常では、洗って乾かして薄く油を塗るといった
  錆ないためのメンテナンスの実行は、結構難しいですね。

 □フッ素加工もの
  焦げ付きがないので手入れが簡単。
  使ったことがないのですが、フッ素はいずれはげるので、
  数年で買い換える必要があるらしいです。
  はげるってことは、フッ素を食べているんじゃないか?という話もあり、
  気持ち悪くなりやめてしまいました。

 □ホーロー
  火のあたりが柔らかといいます。
  カラフルでかわいいのが特徴。
  ドイツ人もステンレスの次にこれを選ぶらしい。

 □銅鍋
  熱の伝導性は非常によいですが、メンテナンスが難しいです。
  うちの鍋は何か変な色になり、銅の毒性があるともいうので、
  ちょっと怖くなって今では使っていません。

■形の検討
 □取っ手がとれるタイプ
  ティファール、クリステル、ラゴスティーナなど、取っ手がとれるものがあります。  
  取っ手がとれると、鍋の積み重ね収納が可能で、オーブン・冷蔵庫にも入り、
  「食器洗い機は人生を変える」の著者 百瀬いづみさんが推奨していますが、
  食器洗い機にいれて洗うことができます。
  使うたびにとってをつけるということが意外に面倒なのでは?と言うことも
  気になります。

 □ 取っ手が鍋と同素材
  取っ手が樹脂などでできていると、何か焦がしたりすると変形したりします。
  焦がさなければよいのですが、どうしてもやっちゃいます。
  取っ手も鍋と同素材であれば、焦がすってことはなくなるという期待と
  取っ手ってどのくらい熱くなるんだろうと言う不安が・・・・

■ブランドの検討
 □ティファール
  取っ手がとれて、安くてこびりつかない。そしてシールもある。
  と機能的には申し分ありませんでしたが、
  本体の色が好きでないということと、
  捨てられない病の私にとっては、
  耐用年数が短いことが気がかりで選びませんでした。

 □クリステル
  最初は、大本命でした。
  デザインもいいし、ステンレスだし、ふたも本体も積み重ねが可能で申し分なしと
  思っていたのですが、取っ手が軟弱に思え、購入意欲減退。

  実際に使っている人がいたら、聞いてみたいです。

 □ラゴスティーナのチポラ
  クリステルと似ています。
  こちらにはシールと丈夫な取っ手が片手用と両手用の2種類ついて、
  クリステルよりは安いですが、ふたの積み重ねはできません。
  クリステルか、これにするかは、
  デザインの好みによるところが大きいのでは?

  ラゴスティーナはイタリア製なためか、ちょっとポップなかんじです。
  見ている分にはかわいいのですが、私には合わないと思い却下。

 □ビタクラフト
  底だけでなく、全面7層の充実した素材が特徴。
  ただ、取っ手が樹脂で、お値段もかなり高いし、デザインイメージが
  私の好みではありませんでした。

 □フィスラープロコレクション
  つや消しの形に惚れ込んでしまいました。
  サイズ展開が、16、20、24とピッチが荒く、
  コンパクトな収納は期待できません。
  底が三層構造です。


 □フィスラーアクティス
  プロコレよりはお値段がリーズナブルなのでちょっと迷いました。

 □フィスラースナッキー
  14cmの片手、両手、フライパンのセットにふたが一つ。

 □WMF
  ドイツでは、こちらの方がポピュラーなんだそうです。
  


■個人的選択とその後
 健康、耐久性、エコを考えてステンレスを選びました。
 そのころ、ドイツ関係の節約の本を読んで、
 ステンレス!を長く使うと思いこんだところもあります
 
 鍋は消耗品と考えて、生活に合わせて柔軟に買い換えていくのも一つの方法ですが、
 なかなか捨てられない質なので、多分一生モノとして使える。
 だから、多少高くてもよい・・・と自分に都合のよい考え方をしました。

 いろんなブランドを比較しましたが、最終的には、何層とかそういう機能よりも
 デザインに引きずられてフィスラーのプロコレクションの鍋を購入しました。


 実際のフィスラーのプロコレクションのステンレス鍋を使ってみての感想です。
 ガス使用です。

 □収納
  コンパクトな収納が期待できないので、結構場所をとっています。
  積み重ね収納って、実際の出し入れはどうなんでしょう。
  積み重ねてある以上、鍋は片手では取り出せません。
  1組だけ積み重ねて収納していますが、
  結構面倒で下の鍋の登場回数がかなり少ないです。

  鍋の数を厳選して、収納場所が確保できればさほどの問題ではないと思います。

 □材質
  これまでアルミを使っていたので、お水を入れて沸かしてからが
  非常に長く感じます。
  それでいて、なかなか沸かないなと思ったら、今度吹いたりしています。
  慣れの問題もありますが、せっかちな日本人にとってはアルミの方が
  反応がよいので使いやすいかもしれません。

  それから、余熱を計算に入れないといけない。
  さめにくいので、我が家のような二口コンロではありがたいのですが、
  温めすぎも発生しやすいです。

  がんばって慣れるしかないですね。

  ブロッコリーなどの野菜は、うまく茹でられ、
  煮魚などの煮物も一般的にうまく作れます。


 □重さ
  鍋の重さが苦痛になるのではないかと思いましたが、
  今のところ全く苦痛には感じしていません。


 □黄ばみ
  加熱がすぎたりすると鍋が黄色くなります。
  加熱しすぎにはくれぐれも注意したいですが、
  専用クレンザーできれいになりました。(疲れました)


 □取っ手
  宣伝通り、よっぽどのことをやらかさない限り熱くなりません。


■購入内容(購入順)
 □シチューポット20cm(4.1リットル、1.3kg)
 □ソースパン浅型16cm(1.5リットル、1.0kg)
 □ソースパン深型16cm(2.2リットル、1.4kg)
 □サーブパン24cm  (2.1リットル、1.0kg)ふた別
 □フライパン20cm  (1.4リットル、1.0kg)ふたシチューポット共用
 □キャセロール18cm 2003/09追加
 □ソースパン深型18cm 2003/09追加

 参考そのほかの鍋
 ・中華鍋
 ・ほっとくなべ
 ・銅鍋深型
 ・鉄製フライパン24cm 2003/09奥にしまう
 ・アルミ雪平鍋18cm×2 2003/09奥にしまう
 ・ステンレスケトル
 ・圧力鍋
 ・フッ素加工フライパン16cm


■鍋を何に使っているか
 モノを持たないことが美徳になりつつある今日この頃、
 鍋は、大中小の3つでもよいという意見があります。
 料理の頻度から考えると持ちすぎなので、
 フィスラーに統一しようなんて思っていましたが、
 アルミの良さもあり、当初の考え通りにはなっていません。

 料理のレパートリーのなさを披露するようですが、こんなかんじです。

 ソースパン深型   (ご飯を炊く、煮物をする、揚げ物)
 ソースパン浅型   (汁物、野菜を茹でる)
 フライパン     (焼きそば、お好み焼き)
 シチューポット   (カレー、シチュー、ポトフ、パスタを茹でる)
 サーブパン24cm (蒸し魚、ステーキ)
 中華鍋       (麻婆豆腐などの中華炒め)
 雪平鍋       (ラーメン、うどん類、下ゆで)
 フッ素加工フライパン(お弁当のおかず)

 新しく購入した20cmフライパンは、まだデビューしていませんが、
 煮魚と軽い炒め物ができればと思っています。




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